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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2022.11.30

マンションを購入時よりも高い金額で売れば、全て手元に残るというわけではありません。
実は、マンションの購入時と同様に売却時にも費用がかかります。
いざという時に慌てないようにそれらの諸費用を把握しておくことが大切です。
今回はマンションの売却に必要な諸費用と注意点について解説します。

□マンションの売却に必ずかかる諸費用は?

1つ目は仲介手数料です。
仲介手数料はマンション売却において最も高額な出費となります。
仲介手数料の内訳としては、広告費や人件費、調査費用、資料作成費用などが含まれます。
依頼の期間によって仲介手数料の費用が変動することはありません。

2つ目は登録免許税です。
登録免許税は抵当権抹消費用とも呼ばれます。
マンションにローンが残っている場合は、ローンを全て完済する必要があります。
ローンを完済することで抵当権を抹消できます。

また、登記手続きは一般的に司法書士に委託しますが、司法書士の報酬と登録免許税が必要です。
一つの物件につき1000円必要になることを覚えておきましょう。

3つ目は印紙税です。
印紙税法で定められた文書に対して印紙税が課税されます。
マンション売却の際には契約書の記載金額によって印紙税の金額が決まります。

これら以外にも費用はかかりますが、代表的なものは以上の3種類です。

□マンションの売却費用に関する注意点とは?

*事故物件

売却するマンションは中古物件の場合が多く、その中には事故物件が含まれていることがあります。
事故物件であることを明らかにすると、買い手はなかなか見つからないでしょう。
その場合は、価格を下げるしかありません。
それ以上価格を下げられないのであれば、概算を見直す必要があります。

*譲渡所得税の納税と滞納

マンションの譲渡所得税が発生した時は確定申告する前に納税しましょう。
滞納すると、その日数に応じて延滞金が課せられてしまいます。
出費が増えないように、忘れずに納税しましょう。

□まとめ

今回はマンションの売却に必要な諸費用と注意点について解説しました。
マンションの売却には仲介手数料や印紙税、登録免許税など様々な諸費用がかかります。
事前に、どのくらいの費用が必要になるのかを計算した上で、マンションの売却計画を進めると良いでしょう。
また、ローンを完済してから売却するようにしましょう。
山口市、防府市周辺でマンションの売却を検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。