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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2023.02.20

中古住宅の購入を検討されている方は、探す物件の条件に築年数を含めていますか。
中古住宅には狙い目の築年数や購入のポイントがあるため、これらを知っていると物件探しも楽になると思います。
今回は、中古住宅の狙い目の築年数や、購入時のポイントについて解説します。

□中古住宅の築年数の狙い目は?

築年数は、築20年前後を目安に狙うと良いでしょう。
1つ目の理由は、住宅価格が築20年を目安に落ち始めるからです。
住宅価格の下落は2段階に分かれており、最初は新築が建ってから直近の5年間です。
築5年から15年の間は、中古住宅の価格はあまり変化しません。

そして築20年を過ぎる頃から、再び住宅価格は下落します。
築16年から築20年の物件と築21年から築26年の物件の新築時価格に対する割合を比較すると、前者は約93パーセントである一方で、後者は約86パーセントに下がります。
価格だけで見ればさらに古い中古住宅の方が安くなりますが、その分リフォーム費用も高くなる点に注意しましょう。

2つ目の理由は、リフォーム費用が抑えられることです。
築25年を超えてしまうと、住宅の構造部分をはじめとした大規模なリフォームが必要になります。
築20年以内であれば外壁や水回りのリフォームが中心となり、200万円程度で抑えられます。
住宅の規模によってリフォーム費用は変化するため、あくまでも目安程度にお考え下さい。

□築年数20~25年の中古住宅を購入する際のポイントをご紹介!

1つ目のポイントは、自身や家族の要望を明確にしたうえで、それぞれの優先順位を決めておくことです。
中古住宅は既に立っている物件の中から選ぶため、全ての要望を満たす住宅に出会うのは困難です。
そのため、ここだけは譲れないというポイントと、妥協できるポイントを分けておきましょう。

2つ目のポイントは、事前に周辺環境を下調べしておくことです。
住宅の外装や内装は後から変更できますが、日当たりのよさや風通し、駅までのアクセスなどの外的要因は、私たちで変更できません。
日当たりが悪いと電気代も高くなりやすく、思いのほか後悔してしまう場合があります。

周辺の下調べや内見を通して、実際に住む上で快適か判断しましょう。

□まとめ

今回は、中古住宅の築年数の狙い目や、中古住宅を選ぶ上でのポイントについて解説しました。
中古住宅を選ぶ上での1つのポイントとして、築年数を考えてみましょう。
山口市・防府市周辺で物件選びにお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。