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  • 中古住宅の値上がりのメカニズムとは?中古住宅購入のおすすめ時期もお伝えします!

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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2023.02.06

中古住宅が値上がりすることに、疑問を持たれる方は多いのではないでしょうか。
既に他人が使った住宅なのに価値が上がるのは、不思議ですよね。
今回は、なぜ中古住宅が値上がりするのか、そのメカニズムを解説します。
後半では、中古物件を狙うべきタイミングについても解説するので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

□中古住宅の値上がりのメカニズムとは?

不動産に限らず、物の価値は供給に対する需要が多いほど高くなり、少ないほど低くなります。
そして現在の不動産業界では、国内外からの需要増加が起きています。

国内では共働き世帯が増えたことで、通勤に便利な都内のマンションの需要が高まりました。
新型コロナウイルスも、中古戸建て住宅の需要増加に繋がっています。
コロナによってリモートワークが増えた世帯では、家で過ごす時間をより快適にしたいと考える方が増えました。
郊外では、賃貸から戸建て住宅に住みかえる動きが顕著です。

日本の中古物件は、国外からの需要も増加しています。
都心の高級マンションは海外に比べると安いため、日本の高級マンションを投資対象として購入される海外の富裕層や、投資家が増えています。
海外からの需要はコロナで一度下がりましたが、現在国外需要はかなり回復しました。

一方で供給量が減少しているのも、価格高騰の原因になっています。
コロナが原因で新築マンションの建設は減りましたが、需要は依然として高いままです。
そのため、購入希望者は現存する中古マンションの在庫を取り合う構図となり、依然として中古マンションの価格は高いのです。

□中古住宅購入のおすすめの時期について

リフォームを前提に中古住宅を選ぶなら築20年前後がおすすめですが、リフォームなしで住む場合、築15年前後がおすすめです。
築15年前後は建物、設備が使えるレベルである上に、現在の耐震基準を満たしているからです。
リフォームしない場合に費用と住宅性能のバランスを考えた場合、築15年前後が理想的でしょう。
また、リフォームも視野に入れて物件を探す場合、築20年以上の物件も探してみましょう。

ただし、築20年の物件を検討する際にはリフォームにいくらかかるのか見積もった上で考えましょう。

□まとめ

今回は、中古住宅が値上がりするメカニズムについて解説しました。
コロナや共働きなど、様々な働き方の変化が、住宅の需要にも大きく関わっています。
山口市・防府市周辺で不動産の売却にお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。