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山口市・防府市で不動産売却を手がける住むテラスが、不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識をご紹介します。不動産のスペシャリストとしての知識や経験、地域密着型の情報力を活かした内容をお届けいたしますのでご覧ください。

2022.11.06

中古物件を購入する際には、税金など様々な諸費用がかかります。

しかし、場合によってはかかる諸費用を減らす方法も存在します。
今回は、中古住宅購入時の諸費用とそれらを節約する方法も紹介します。

□中古物件の諸費用について

1つ目は、印紙税です。
ローン借入時の契約書や売買契約書を作成する際に発生する税金です。
契約金額によって支払う金額も変わります。

売買契約書を例に挙げると、1000万円超5000万円以下で1万円の印紙税が発生します。
これが5000万円から1億円以下であれば3万円、1億円から5億円以下であれば6万円の印紙税が発生します。

2つ目は、仲介手数料です。
契約が完了した時に、成果報酬として仲介者側に払うお金です。

3つ目は、融資事務手数料です。
住宅ローンの借り入れの際に発生する手数料です。

大きく分けて「融資手数料型」と「保証料型」があります。
融資手数料型は、ローンの借り入れ先の金融機関に手数料を払います。
相場は3万円から5万円です。

4つ目は、ローン保証料です。
住宅ローンの返済を契約者ができなくなった時に、保証会社に返済を肩代わりしてもらうために支払うお金です。
相場は借入額の2パーセントです。

5つ目は、抵当権設定登記費用です。
登録免許税と司法書士依頼料が必要です。
登録免許税は、住宅ローン借入額の40パーセントになります。
ただし、条件を満たすと軽減税率が適用され、10パーセントになります。

6つ目は、火災保険料です。
ローンを借り入れる際には、火災保険への加入を必要としている金融機関が大半です。
金額は、補償内容や保険会社によって変化します。

7つ目は、所有権移転登記です。
所有権を移転させるための登録免許税です。
司法書士のお金も支払います。

例えば、土地であれば固定資産評価額の150パーセント、建物であれば固定資産評価額の200パーセントの登録免許税が発生します。

8つ目は、固定資産税、マンション管理費です。
固定資産税は、その年の元旦に所有者に課税されるため、引き渡しの際にはその年の固定資産税を日割り計算して、売主に支払います。
管理費においても、引き渡し当月の日割り分と翌月分を決済日に支払うのが一般的です。

9つ目は、不動産取得税です。
住宅を取得した際に支払う税金です。
固定資産税評価額の3パーセントになります。

□諸費用を節約する方法とは?

*ローン保証料を見直す

ローン保証料がいらないフラット35などの住宅ローンを利用したり、頭金を多めに入れ、借入金を減らすことにより、節約できる場合もあります。

*司法書士に頼まずに自分で登記

司法書士に依頼をしなければ費用はかかりません。

ただし、自分で行う場合は、時間や別の費用がかかります。

*仲介手数料のかからない物件を選択する

中古住宅の場合、不動産会社が自ら所有している物件など、売主が売買に直接携わっている時は、仲介手数料は発生しません。
また、仲介手数料が半額や無料になっている物件もあります。

さらに、仲介手数料は物件の購入価格によって変化するため、物件自体の値引きができれば、仲介手数料も安くなる場合があります。

□まとめ

今回は、中古住宅購入時の諸費用とそれらを節約する方法を紹介しました。
中古住宅を購入する時は、様々な費用がかかる一方で、方法によっては節約できます。
当社は、司法書士や税理士とのつながりが深く、税金面でのサポートも充実しています。
山口市・防府市周辺で中古住宅をお探しの方は、ぜひ当社にご相談ください。